『恋は論破できない』15

「恋は論破できない」15掲載のヤングガンガン2021No.20発売です。
ちょっとエントリーが遅れました。
ヤングガンガンさんは毎月決まった日にちじゃなくて決まった曜日なので
スケジュールが微妙に前後するんですよね。
1日発売というのは色々仕込むのが月末ということになり。
まあ、色々慌てます。
スケジュール管理してくれる優しい秘書さんが天から降って来ないかな・・・。
恋論15話は「マンスプレイニング」です。
男性が女性に対して説明したがる現象を指す言葉です。
この走りとなったのはレベッカ・ソルニットのエッセイ「説教したがる男たち」。
議論のあれこれはともかく、最初だけはちゃんと抑えておかないと〜と図書館行ったらなくて。
人生で初めてkindleで漫画以外の本を買いました。
はい、今までkindleでは漫画しか買ってませんでした・・・。
これはフェミニズムの文脈から使われる言葉なのですが、
それを横に置いておいて。
説教というか説明ぶち上げやりすぎて、引かれた経験あるなあ・・・自分・・・。
色々と内臓がキュっとなったことを記しておきます。
その感情が「ヲタクプレイニング」という言い訳になってます。
コロナ関係のSNS書き込みを見た友人が
「いい加減なこと決めつけドヤ顔で書き込む人って大抵ニワカだよね」
と大変鋭い指摘をしてくれました。
深く知識を得ている人ほど、自分の知識が全てじゃないって痛感してるから。
断定的なことは口にできないもので。
ちょっとかじっただけの時が一番危ない。一番ドヤ顔断定しがち。
しかも「会話」に苦手な人ほどやりがち。
会話じゃドヤ顔断定って第一に引かれる作法ですからね。
会話に入りたくて、ともかくなんか言葉入れておこう!って時に出現しがちというか。
しかもその時はいいこと言ってやった気になっちゃう。
あとで咀嚼すると、顔から火が出る場面です。
これ、ジェンダー関係なく人類共通でやりがちだよなあ・・・と。
自分を振り返って大変イタタタタと思いました。
会話と解説は違うんだ。
現人くんと同じよう何度も頭を抱えてる自分がいます。
会話って難しい。
色々考えると、あちこちでいろんなキャラ出せそうですね。
楽しそうです。
しかし、帯付きのバツ&テリー・・・貴重品・・・。もったいない・・・。
>岡本哲さま
前提条件を共有してないと話って通じないですよね。
しかしお互いがどこまで前提条件を共有してるかがわからない。
漫画作るのも同じくそこで苦労します(´ㅂ`;)
(しかし、当時の帯が付いたバツ&テリーが見つからない・・。)
今回読んで仁礼君があんな顔できたのかと驚いております。でもって、彼の心の中には「謎の異国人の人達がいる。」とっ。
和ちゃんのあの顔は、「仁礼君の顔と謎の異国人」を
見てしまったからではないかなーと思ってしまいましたです。
Twitterで「くるりちゃんとかりんちゃんを」というのを見て、私も見てみたいと思った次第。
くるりさんは、「街頭インタビューかなんかで、
デート中の二人にマイクを向ける」とか、かりんさんの方は、「あのあたりを散策デートして、お茶しに入ったのが喫茶しゅろだった」とか。
あと、なんかのイベントで「くだんからの伝言」にでてたラジオ局が「イベントの実況ブース」なんてのをやってたりしてとかとか、ちょっと考えただけで結構作品が
繋がっていくなあと思ったりして、では。
そそ、伊成ちゃん、先生となに話していたのだろう。
次号が待ち遠しい。では。